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スタッフコラム
EVコンセントの必要性①
2021.12.7
10年後に日本からガソリン車が消える!?
昨秋、日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を“全体としてゼロ”にする「脱炭素化社会の実現」を宣言(通称「カーボンニュートラル宣言」)しました。
さらに今年1月には「2035年までに新車販売で電動車100%にする」と表明。
現在日本国内を走る自動車の約6割がガソリン車・ディーゼル車といわれていますが、あと10年もすれば、少なくとも新車としてはガソリン車・ディーゼル車を見かけることもなくなりそうです。
となると今後のマイカー購入・買い替えは電気自動車(EV)かハイブリッド車(HV)、または燃料電池自動車(FCV)のいずれかから選ぶことになりますが、ここでさらに注視しておきたいのが海外の動き。
燃費規制が世界一厳しいとされるヨーロッパで今夏、「2035年までに自動車領域での二酸化炭素排出量を100%削減する」方針が決定。
これはつまり、内燃機関とモーターを組み合わせたHVも事実上販売禁止になることを意味します。
さらにFCVは、そのエネルギー効率の低さからメーカーの新車開発が停滞。
仮にこの流れが日本にも波及すれば、おのずと選択肢はEVに絞られてくるというわけです。
そんな、これからの車社会への期待を一身に背負うEVですが、その魅力は「環境にやさしい」ことだけではありません。
たとえば、ランニングコスト。ガソリン車で1000km走行するには約1万円の燃料費がかかりますが、EVならせいぜい2000円程度(車種等による)。
購入補助金や税金優遇のメリットも大きく、ガソリン車に比べ多少車体価格が高くても、長期的なコストパフォーマンスは十分に高いと言えるでしょう。
また、EVの電気モーターは加速と同時に最大トルクを発生させることが可能なため、ガソリン車に比べ走行性能が優れているのも魅力のひとつ。
2009年にはわずか2車種だったEVも、今(※2021年8月時点)では乗用車からバンまで20車種以上が登場。今後の普及拡大にむけて各社活発に開発を行っていますから、今後もまだまだ選択肢は広がっていきそうです。
次回の記事ではEVコンセントの必要性②として
「快適なEVライフは休眠時間の活用がカギ」をご紹介していきます。
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