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スタッフコラム
EVコンセントの必要性②
2021.12.14
快適なEVライフは休眠時間の活用がカギ
前回のコラム「EVコンセントの必要性①」では、EVの魅力についてお伝えしましたが、高性能・高コスパなEVにも、もちろん“弱点”はあります。
ガソリン車ならわずか数分で燃料補給できますが、EVの充電時間は最短でも30〜40分。
フル充電となると、バッテリー容量によって10~16時間程度必要です。
また、フル充電(ガソリン満タン)時の航続距離も、ガソリン車の約半分と決して長くありません。
40kWhのバッテリーを搭載する新型日産リーフの航続可能距離は最長約400km(公表値)、実質約240kmといわれていますから、倉敷市を起点とすると、西は山口、東は奈良くらいまで。近年は大容量バッテリーの搭載によって航続距離を大幅に伸ばしている車種も出てきてはいますが、ガソリン車に慣れたドライバーにとってはまだまだ大きな不安要素となっているのも事実です。
ただし、県内での通勤や近所への買い物、子どもの送り迎えなど、生活圏での日常利用がメインとなれば話は別です。
例えば一日往復30km程度の走行距離なら週5日で150km。
フル充電1回で1週間分を十分に賄うことができます。
さらに言えば、一日24時間ずっと外出ということはないでしょうから、帰宅から翌日の外出までの数時間はいわば車の休眠時間。
帰宅と同時に“プラグイン”する習慣さえ身に着けば、常にフル充電状態でドライブできるわけです。
そこで欠かせないのが、自宅敷地内のEV専用コンセント。
一部、一般的な家庭用コンセントと同じ100Vで充電可能な車種もありますが、
現状のEV市場は200V対応が主流。
充電時間もより高圧な200Vの方が格段に速いため、将来EVを購入する予定なら、
早めに設置工事を行っておくのがおすすめです。
設置費用は環境条件や仕様によってさまざまですが、おおよその相場は10万円前後。
もちろん、『日南電設』でもご希望や予算に応じたご提案を行っています。
まずはお気軽にご相談くださいね。
【日南電設 取付・電気工事費】
EVコンセントタイプ工事料金(3kw)は30,000円~(税抜) ※電気工事・取付工事費込みの価格です コンセントなどの商品は含みません。 6kwも対応可能です。日南電設では工事保証1年付き ISO9001認証取得 日南電設までお気軽にご相談ください→こちら
倉敷・岡山エリアで電気自動車(EV)・プラグインハイブリット自動車(PHEV)のエコカー(環境対応車)をご家庭で充電をご検討中の方はぜひお問い合わせ下さい。
有資格者のプロが丁寧な出張見積・工事致します。
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スタッフコラム
EVコンセントの必要性①
2021.12.7
10年後に日本からガソリン車が消える!?
昨秋、日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を“全体としてゼロ”にする「脱炭素化社会の実現」を宣言(通称「カーボンニュートラル宣言」)しました。
さらに今年1月には「2035年までに新車販売で電動車100%にする」と表明。
現在日本国内を走る自動車の約6割がガソリン車・ディーゼル車といわれていますが、あと10年もすれば、少なくとも新車としてはガソリン車・ディーゼル車を見かけることもなくなりそうです。
となると今後のマイカー購入・買い替えは電気自動車(EV)かハイブリッド車(HV)、または燃料電池自動車(FCV)のいずれかから選ぶことになりますが、ここでさらに注視しておきたいのが海外の動き。
燃費規制が世界一厳しいとされるヨーロッパで今夏、「2035年までに自動車領域での二酸化炭素排出量を100%削減する」方針が決定。
これはつまり、内燃機関とモーターを組み合わせたHVも事実上販売禁止になることを意味します。
さらにFCVは、そのエネルギー効率の低さからメーカーの新車開発が停滞。
仮にこの流れが日本にも波及すれば、おのずと選択肢はEVに絞られてくるというわけです。
そんな、これからの車社会への期待を一身に背負うEVですが、その魅力は「環境にやさしい」ことだけではありません。
たとえば、ランニングコスト。ガソリン車で1000km走行するには約1万円の燃料費がかかりますが、EVならせいぜい2000円程度(車種等による)。
購入補助金や税金優遇のメリットも大きく、ガソリン車に比べ多少車体価格が高くても、長期的なコストパフォーマンスは十分に高いと言えるでしょう。
また、EVの電気モーターは加速と同時に最大トルクを発生させることが可能なため、ガソリン車に比べ走行性能が優れているのも魅力のひとつ。
2009年にはわずか2車種だったEVも、今(※2021年8月時点)では乗用車からバンまで20車種以上が登場。今後の普及拡大にむけて各社活発に開発を行っていますから、今後もまだまだ選択肢は広がっていきそうです。
次回の記事ではEVコンセントの必要性②として
「快適なEVライフは休眠時間の活用がカギ」をご紹介していきます。
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